米原市野一色で太陽光発電システム設置依頼で現地調査
米原市野一色で太陽光発電システム設置依頼で現地調査に伺いました。
建物の築年数は不明です。屋根は、「入母屋」タイプです。古くからある、日本の伝統的な屋根の形です。
このタイプのメリットは、①屋根裏の通気性と断熱性が高い、②4面で構成されているので耐風性も高い、③ほかの屋根にはない重厚感がある点です。反対にデメリットは、①メンテナンスの際に高い技術が必要なのでその費用が高価になる、②雨漏りしやすい点です。
では、早速、屋根に上りましょう。
瓦はいぶしの和瓦です。
この「鈍い輝き」は「いぶし瓦」ならではの輝きです。私は、個人的に大好きです。「重厚感のある造りにいぶし瓦」の組み合わせ、非常に格好いいです。扇形に輪っかがついている瓦が一列に並んでいます。これは、「雪止め用瓦」です。この瓦は、屋根に積もった雪を軒先に落とさないようにするために取り付けます。「自宅の軒先で思わぬ事故」って結構ありますからね。「落雪」の雪って、水分を多く含んでいることが多いので重量があって危険です。アニメのようにまともに立っていられるようなものではありません。気を付けたいものです。
屋根の勾配は5寸です。少しだけキツメです。
太陽光システムに必要な機器を設置する場所の選定です。
場所の選定にあたり、いろいろな制約があります。この機器の作動中は「熱」を発するため、直射日光が当たらない、熱がこもらないなどメーカーが定めた離隔(スペース)を確保することが必要です。
世間では、買取価格(売電価格)が下がったというニュースばかりが流れています。しかし、それ以上に設置コストが下がっていることもニュースにしていただきたいですね。
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