気温も湿度も上がってくる梅雨時、カビの健康被害から身を守る
気温も湿度も上がってくる梅雨時、環境はカビにとって最適となります。
高温多湿な日本の気候ではカビから完全に
逃れることはできません。
普段のお掃除をより念入りに行う事で、
カビの健康被害から身を守りましょう
毎日家中掃除して家の中をピカピカに保てればいいのですが、
現実的には無理というものです・・・
そこで、忙しい人向けにポイントを絞って
「ここだけは」というカビ対策ポイントを
ご紹介します。
◆ お風呂場
(1)入浴後、石鹸カスなどを温水冷水の順で 洗い流す。
(2)ゴムのスクイージーで水気を取り除く。
(3)次の日までドアや浴室窓を少し開けて、
換気扇を回す。
乾いたタオルで浴室内を拭きあげるとより効果的。 蛇口につく水垢のシミ対策にもオススメです。
◆ キッチンまわり
(1)水蒸気が発生するため、調理や洗い物の時は
換気扇を回す。
(2)換気扇についた油は「カビの栄養分」
こまめに汚れを落とす。
飛び散った水や汚れ、油も拭き取る。
(3)蛇口、排水口も(2)と同様。清潔を保つように。
(4)冷蔵庫は消毒用エタノールで拭きあげる。
シンク下の収納も湿度が高くなりやすいため、
こまめに換気しましょう。
◆ 窓
室内が冷えていて、外が暑い時にも結露が
発生します。(冬場とは逆)
(1)スプレータイプの中性洗剤(住宅用)で
窓に吹き付ける。
(2)少し置いてから水拭き。
(3)よく乾燥させてから消毒用エタノールを
吹き付ける。
窓に結露が発生した場合、こまめに拭きとって
おかないと、結露が不着したカーテンに
カビが生えることがあります。
一旦生えてしまうと洗濯などで完全に除去するのが難しくなりますので、生えないうちになるべく早めにお洗濯を
◆ 押入れ・クローゼット
閉め切りにする事が多いため、湿度が
溜まりやすくなっています。
せめて年に2回は衣替えなどで中身と押し入れや
クローゼットの壁、床の点検をしましょう。
(1)押入れ・クローゼット内を換気する。
エアコンのドライや扇風機で
風を入れても良い。
(2)水分は下に溜まるため、下に綿や麻などの
比較的湿気に強いもの、
上にシルクや革製品などの湿気に弱い物を
収納する。
(3)湿気取りシートや除湿剤を置く。
(入れたまま置きっぱなしにはしない事。)
その他、物を詰め込み過ぎない事もポイントです。
スノコなどを使って床に直接荷物を置かず、
空気が流れるようにしてもいいですね。
◆ エアコン
嫌な臭いがするのは吹き出し口にカビが生えて
いるサインです。
エアコンのカビ取りは分解しないといけない事
が多いため、うまく掃除出来ず故障の原因に
なったりして、思わぬ出費になることも。
(1)使用していない時は内部に
水が溜まらないよう、送風モードにする。
(2)フィルター掃除をする際は必ず水気が
残らないようにする。
その他、除湿剤のかわりに小瓶に重曹を入れて、湿気のたまりそうなところへ
置いておく方法もあります。
下駄箱やシンクの下に置いておけば臭い取りにもなりますし、重曹はお掃除にも使えるので、
わざわざ除湿剤を沢山買ってくるよりは経済的ですよ!
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