飛騨市神岡町は、飛騨中部の高山市が1回雪下ろしをする間に3回くらい雪下ろしが必要なくらい雪が多く大変な地域だそうです。 瓦屋根だと屋根に積もった雪が昼間に溶けて、瓦の隙間に入りさらに朝の低温で凍ると膨張して瓦の隙間を広げて瓦を割ってしまうそうです。
そんなこともあり屋根に負担をかけない軽いトタンを使ったほうが安心ですよね。
飛騨と言えば茅葺き屋根も有名ですが、茅葺きは第二次世界大戦後は農村の過疎化が進み、共同作業として行う葺き替えが困難になったことや規制等により建造が簡便ではないこと、また、杉などの木材価格が一時高騰し茅場が人口林化したことなどから急激に姿を消していきました。
茅葺き屋根の衰退により、もともと茅葺きであった建物が雪深い地域であったこともありトタンなどの金属葺屋根に改修された歴史があるようです。
飛騨地方へ行く機会があれば意識して眺めてみてください。