皆さん、こんにちは! 街の屋根やさん 東濃店です。
寒さを乗り越え、誰もが心待ちにしている春ですが、春にも屋根や住宅にとっては、やっかいな自然現象があることをご存じでしょうか?
実は最大風速が10m/s以上となる日は、2月か4月に多く発生していて、台風シーズンと言われる9月や10月より、強風が吹く日は冬の終わりから春にかけてが多いというデータがあります。
冬から初春にかけて関東地方などで吹く乾燥した風「からっ風」、冬から春への移行期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風「春一番」、満開であった桜の花びらを一瞬にして散らせる「春の嵐」など、風物詩となっている言葉も多いですね。
(気象庁によれば、風速10~15m/sで、風に向かって歩きにくくなり、傘がさせないなどの影響があります)
春の訪れを告げる風と聞くとうれしい気持ちになりますが、強風は住宅にとってはダメージを与える原因にもなりかねないものです。
強い季節風による住宅トラブルとは、どのようなものがあるでしょうか?
強風で自宅にある物のみならず、隣家などから何かが飛ばされてくるという場合もあります。例えば、隣家の瓦が風で飛ばされてきた場合、自宅の外壁や屋根にぶつかり破損してしまうなどの被害も少なくありません。他にも窓ガラスが割れて場合によっては怪我をしてしまうという事例もあります。
台風などは、あらかじめ対策を施しているのですが、季節風の場合、何の対策もしていないという場合が多いので、被害が発生するリスクもあるのです。棟板金とは、スレートや金属屋根の頂上部分に取り付けられる金属板です。棟板金が飛んでいってしまう原因は、打ち付けてある釘が経年劣化で緩んでしまうことや、板金が反っている場合に強風の影響をもろに受けてしまうことなどが挙げられます。
ちなみに、瓦屋根の頂上部には棟瓦が積まれているのですが、この部分も経年劣化による歪や漆喰の剥がれなどにより、強風で崩れてしまう危険があります。
屋根の上にTVアンテナや太陽光パネルが設置されている住宅も多いです。こういった屋根上の製品は強風の影響を受けやすいので、しっかり固定されているか定期的な点検をお勧めします。
特に、現在は使用していないにも関わらず屋根の上に放置しているアンテナなどは、強風に煽られて飛ばされると大事故につながる危険があります。必要のないものは、出来るだけ早く撤去するの事をお勧めします。
以上、代表的な強風による住宅ダメージの例でした。
さらに、強風で煽られた屋根材などが落下し、通行人にあたってしまえば、人命に関わる事故に発展しかねません。
住宅も住人と一緒に年を取っていきます。去年は良くても今年は同じとは限りません。
大きなトラブルに発展する前に、強風が吹く時期の前には、きちんと専門業者に点検・メンテナンスしてもらうことをお勧めします。
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