12月13日は古くから年神様を迎える準備を始める「正月事始め・煤払いの日」とされていることから、大掃除の日という記念日に設定されてます。
最近は、12月13日を待たずに早くから計画的に大掃除を進めている方もいらっしゃるかもしれません。
住まいのどこかが痛んでいないかどうかをチェックするのは、大掃除と同じ、冬のこの時期が適しているのだそうです。戸建ての場合、この時期は雑草なども比較的少ないため、家の周囲が分かりやすく、基礎なども確認しやすいということです。
水と湿気は、雨漏り、カビ、さらにはシロアリなどさまざまな住宅のトラブルにつながります。
〈外観〉
建物を一周ぐるりと見て回ります。チェックポイントは窓枠の周辺、外壁の継ぎ目です。ひび割れがないか、またひび割れがあった場合、それが広がっていないかどうかを確認してみます。ひび割れがあると、そこから雨水などが侵入している可能性があります。
ひび割れの度合いですが、0.3m未満の細いひび割れ(ヘアークラックと言います)でしたら、ひとまず経過観察でも問題なさそうですが、ひび割れは広がって行くものです。0.3m以上の大きさだったり、窓枠の継ぎ目に広がっていたりする場合は、業者に相談されることをお勧めします。
もう一つは、基礎部分です。水が溜まっている場所がないか、または苔が生えているところは湿気がある場所です。そのようなところにシロアリが発生していないかどうか確認してみてください。
シロアリ発生のサインとしては、土のような塊を見つけた場合、これは蟻道(ギドウ)と呼ばれるシロアリが地上を移動するために作ったトンネルである可能性が高いです。繁殖すると住まいが大きな被害を受けることにつながりかねませんから、特によく点検してください。
〈家の内部〉
まずは水回り中心で見ていきましょう。
キッチンや洗面台の収納も、大掃除の際に一度入れている物をすべて出して、配管からの水もれがないか、カビや嫌な臭いがしないかを確認してください。
また床下収納がある家は、中を開けて同様に確認します。少し湿っている程度や少しカビがある場合などひどくない場合は、ふき取ってきれいに経過観察ですが、水たまりができていたり強烈な(カビの)においがする場合は、業者へ写真や動画を見せて相談をしてください。
リビングについては、壁紙の表面、それにすき間の部分や、壁紙がはがれかけて裏側が黒ずんでいるような場合、カビが広がっていないかどうか、一度確認してください。大丈夫なら再び接着剤で補修し、カビはふき取ってください。もし裏側にもカビが広がっている場合、結露や雨漏りの可能性もあります。
この時期に一緒に掃除をする方もいると思います。古い家の場合には換気が十分に行われておらず、カビが生えやすくなっている場合も少なくありません。
空き家を掃除する際には、まず、家じゅうの窓や玄関を一度開けます。また、湿気がこもりがちな押し入れやクローゼットもできるだけ開けて、風をよく通します。
それから、すべての部屋の電気をつけてみて漏電していないか、水も一度出してみて水道管や排水管が傷んでいないかどうかを確認します。
古い住宅の場合は、特に水や湿気に注意が必要です。不具合が起きていないか十分な確認が大事です。
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