支払いたくないけど徴収される「再エネ賦課金」に納得がいかない
再エネ賦課金って知ってますか?
2012年に施行された正式名称「再生可能エネルギー発電促進賦課金」という制度です。
上は皆さんご存知の「電気ご使用量のお知らせ」です。
(これは東京電力のレイアウトですが、中部電力や他の大手電力会社
もほぼ同じフォーマット
です
)
青の□で囲まれているのが「再エネ賦課金」です。
それは
『電気事業者が再生可能エネルギーによって発電された電気を購入する際に要した金額を全電力受給者から電気使用量に応じて負担させる』という制度です。
変な制度ですよね。2012年から電力会社が「売電」と称して個人や電気事業者から電気を購入する費用を私達に負担させるんですよ。
私達は何十年も前から電力会社から電気を買っていたんです。別に電気に色が付いてる訳でもないし、その電気が火力発電でも水力発電でもいいんです。
電力会社の都合を私達に押し付けないで欲しいものです。
しかも、この再エネ賦課金って毎年値上がりしているんです。
2012年は、0.22円でした(誰も意識しない程度の可愛いものです)
2015年は、1.58円です(前年の倍以上ですね)
2017年は、2.64円です(そろそろ値上げ幅が気になってきます)
2021年は、3.36円です(来年はいくらになるんでしょう)
ところで、2020年は、前年と比べて値上げ幅が小さいの何故だかわかりますか?
これは2019年10月1日に消費税を8%から10%に値上げしたこともあり、このタイミングで再エネ賦課金も値上げしたら国民の大ブーイング必至と考えたのではないでしょうか
とは言え、この10年間で15倍以上
になっているんです。
仮に
毎月500kwh使用する家庭の年間支払額は2012年は¥1,320でしたが、2021年は¥20,160になります(けっこうデカいでしょ!)
税金ならは、その使用目的などを追求して自分を納得させることが出来るかもしれませんが、これは明らかに電力会社を儲けさせるためだけの制度です。
前述の「再エネ賦課金の推移表
」に対して今度は「売電価格の推移表
」です。
電力会社が個人や電気事業者から「再生可能エネルギーで発電した電気
」
を買取る料金単価です。
私達が着目すべきなのは、
住宅用の赤い線です。
表中にはありませんが2021年は19円です。
どうして電力会社が電力受給者から徴収する金額が値上がりしているのに、電力会社が一般から買取る電気料金は値下がりするのでしょうか?
2009年から比べると約4割です。納得できませんよね。
こんな政治的陰謀と大手電力会社の策略にのせられて徴収されてしまう「再エネ賦課金」に対して有効な策はないのでしょうか?
単純な打開策は電力会社との契約を打ち切ることです。
チョッと極端すぎました。訂正します。電力会社からの電気購入を必要最小限にすることです。
賢明な皆さんは、もうお気づきでしょう。そう、自分
で電気を
作る事です。
太陽光発電システムと蓄電池を導入すればOKなんです。
と言う事で、次回は遅ればせながら「太陽光発電システム」について記述する予定です。
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