こんにちは、街の屋根屋さん東濃店です。


５月２９日に岐阜県でも梅雨入り宣言がされました。
５月中の梅雨入り宣言は１０年振りとのことです。

梅雨といえば雨という印象が強く、大雨に備える方もいらっしゃるかと思います。
街の屋根屋さん東濃店でも梅雨の大雨に備えましょう、と呼び掛けています。

しかし、この時期は実は雹（ひょう）も降りやすい季節なんです。
雹とは直径５ミリ以上の氷の塊のことを指します。ちなみに霰（あられ）は５ミリ未満です。

降雹による被害

多治見などではあまり聞かないかもしれませんが、降雹によって雨樋やカーポートなどに使われるポリカーボネートの屋根に穴が開いてしまったり、金属屋根や車のボディが凹んでしまったりという被害が起きています。

埼玉県北部では1917年6月に直径29.5ｃｍ、重さ3.4Ｋｇのかぼちゃ程の大きさがある雹も降ったことがあるそうです。


雨樋やカーポート屋根に穴が開いてしまっては本来のようには機能しないし、金属屋根に傷がついてしまってはそこからさびが生じてしまいます。
こればかりは備えることも難しいので、被害に遭ったら修繕するしかありません。

雹被害に遭ってしまったら…

雹被害は雹災として火災保険が適用できる可能性があります。
火災保険の基本補償に雹災も入っていることが多いので一度ご自身の入られている火災保険の補償内容を確認してみてください。
雹災だけでなく、風災、雪災、水災、落雷なども適用される可能性があります。
せっかくお金を払っているので最大限活用しましょう！


しかし、保険を使う際に注意点がいくつかあります。
・経年劣化でないこと
　保険会社が被災か経年劣化かを判断します。工事業者からうちでやれば保険下りるから、絶対下りるから先に契約や工事を、なんて言われたら要注意です。

・被災から３年以内であること
　被災に気づいたら放置せずに保険会社へ連絡しましょう。日が経つことで経年劣化と判断されてしまうこともあります。

・免責金額に達していること
　保険会社等によって金額が異なりますが、○○万円以上と免責金額の設定があるかと思います。工事金額がその額に達していないと自己負担となってしまいます。

・同じ箇所の被害は適用されない
　以前に申請をして保険が下りたが修繕しなかったという場合等、同じ箇所で別の被害があっても適用されません。

・あくまで現状回復のための工事のみ
　グレードアップや範囲外の工事を含むことはできません。

詳しくはご自身が加入されている火災保険の保険証券等で確認してみてください。
これから大雨・台風・雹など色々な自然災害が増えてくる季節です。
お困りごとがありましたら街の屋根屋さん東濃店にご相談ください。

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