オンラインで屋根工事、屋根リフォームの無料相談・ご提案を実施

茅葺き屋根


春の茅葺屋根
茅葺き屋根とは、草で葺かれた屋根の総称です。
狭い意味には最もよく使われるすすきで葺かれた屋根を指します。
じつは、「茅」という植物は存在しないことをご存知でしょうか?

茅とは、屋根を葺く草の総称のことで、茅の材料には、すすきの他に葦(ヨシ)、かりやす、かるかや、しまがや、ちがや等のイネ科の多年草が使われます。

茅葺きの屋根は古くから日本全国、北海道から沖縄まで、住宅に限らず社寺等のあらゆる建物に用いられてきました。
古代の住居(倉)の形式を伝えるといわれる、かの伊勢神宮の屋根も茅で葺かれています。

茅葺き屋根の優れた特徴

茅葺き屋根には優れた特徴があります。

代表的な特徴には、「吸音性」・「断熱性」・「保温性」・「通気性」があります。
茅葺き屋根の家に一歩入ると、その静けさに驚ろかされます。
重厚な茅が音を吸収し、共振も少ないので、とても静かな室内となるのです。

茅葺きのすぐれた断熱性は、豪雪地帯でも実証されているように今さら語るまでもありませんが、
通気性も兼ね備えているので、夏は涼しく、冬は暖かいという特徴があります。
茅葺 葺き替え
茅葺 葺き替え 人
茅葺き屋根の葺き替えは、昔は村人の相互扶助による共同作業で行われましたが、今では一気に労力を集めることが困難になってしまったため、現代では茅葺き職人に頼らざるおえないのが現状です。

その上、材料となる茅場の減少で、茅の材料の確保が難しくなってきています。茅葺き屋根は定期的な吹き替えが必須になりますが、職人の高齢化や後継者不足などで葺き替えが困難になり、茅を屋根から下ろしてしまうこともあるようです。
また、手入れされずに放置されたままの茅葺き家も多く見かけるようになってしまったのも、悲しい現実です。
茅葺 放水
貴重なかやぶき民家が残る美山で季節の風物詩となっている「放水」の様子です。2000年に美山民俗資料館が不審火で全焼(現在は再建)したのをきっかけに、毎年春と秋に、防火用放水銃の点検を目的とした放水や防火講習が行われるようになりました。
放水銃が一斉に屋根に水をかける様子は美しく爽やかですが、火災から文化財を守るための意識を高めるという大変重要な行事なのです。
冬の茅葺屋根
葺き替えで不要となった茅はすべて肥料として使え、鉄や新素材のように廃材が一切出ないという点でも、とてもエコロジカルな住宅といえます。
日本の職人の技術は、世界に誇れるとてもすばらしいものです。
世界遺産にするだけでなく、後世にまでこのエコロジカルな茅葺き屋根の伝統技法を伝えていくことが、
わたしたち日本人が大切にしなければいけないことかもしれません。
信頼の施工実績
お客様の声
屋根工事・リフォームの点検、お見積りなら東濃店にお問合せ下さい!
8時~17時まで受付中!!
0120-8686-25