工事現場等でよく見る足場、こちらの必要性とは。
工事を依頼し、見積もりを見ると足場代という項目が入ってることがあります。
基本的に高所作業(屋根工事・外壁塗装など)では組み込まれています。
金額をみても決して安くはない額です。
なんでこんなにかかるの?屋根上だけなら梯子だけでよくない?
外壁塗装なんか脚立掛ければできるじゃん!
作業スペースとしてこの面はわかるけどなんで全面囲わなきゃならないの?
などなど疑問に思っているかもしれません。
答えましょう、なぜ必要なのかを。
それは「安全・安心」の為です。
あーっとそんなん分かってるって!という感じが伝わりますが
なにも私たち職人の「安全」を守るためだけではありません。
お客様の「安全・安心」も守っているのです。
簡単に言うと足場があるおかげで職人が安心して作業でき、作業効率もあがります。
すると商品の仕上がりにも影響してきます。
また屋根の葺き替えなどでは清掃の必要もあり、足場があるおかげで周辺にも被害が出ないようになっています。
トラブルを防ぐ目的にもなります。
せっかくお金をだして葺き替えや塗装をしたところで
足場がないということでケガをして台無しになっても気持ちがわるいです。
すべて意味があることなのです。
安全、作業効率を高めるためにも、近隣とのトラブルを避けるためにも必要になってきます。
あとは5寸以上の屋根勾配があるところも必須です。
勾配が5寸というと約26.5度になります。
これは積もってる雪が雪下ろししなくても滑っていくぐらい角度がきついです。
足場は高所作業時には一番重要な役割をもっています。
「安全・安心」のためにも足場のある環境で作業してもらうようにしましょう。