「ウレタン防水」って何?
「ウレタン防水」とは、塗膜防水のうちで代表的な方法の一つで、液体状のウレタン樹脂を塗って防水層を形成させる防水方法のことをいいます。通常は、主剤と硬化剤の2つの成分の液状材料を混ぜて施工する方法で、2つの成分が化学反応を起こして徐々に硬化して防水層を形成します。現在、多くの防水工事で使われている方法で、マンションや工場屋根、競技場などさまざまな現場に使われています。
メリット 軽量で費用も比較的に安く、液状なので施工するところがデコボコしていても塗装が可能です。液体で防水層を形成するので下地の形状になじみやすく、シームレス(継ぎ目のない)防水層ができあがります。ですので、複雑な場所でも問題なく塗装することができます。また、異なる防水層が塗装されていても、その防水層のうえから塗装することができます。
デメリット
この方法の技術は、比較的簡単にマスターすることができる反面、施工技量によって失敗しやすく、仕上がりに差が出る場合があります。ウレタン防水は数層に重ね塗りをする必要があります。最後の仕上げの「トップコート」を塗ると、中塗りの防水層が見えなくなるので施工不良を隠してしまう場合もあります。
8時~17時まで受付中!
0120-8686-25