フッ素塗料のメリット
耐候性・・・耐候性とは、紫外線や雨水のダメージを受けにくい力のことをいいます。外壁や屋根を守る塗料にとって非常に重要な要素です。フッ素塗料は、特に耐候性が高いことで知られており、色あせしにくく紫外線を浴び続けても劣化しにくい塗料です。
耐熱性・・・耐熱性とは、塗料自体の熱や紫外線に対する性能のことをいいます。日中、外壁や屋根は太陽光で晒されいるので耐熱性は必要です。この耐熱性は、「遮熱性」や「断熱性」とは異なります。
親水性・・・親水性とは、物質の表面状態については水に濡れやすいことをいいます。 表面に付いた水が玉のような水滴にならずに、薄く広がって水の膜をつくる状態をいいます。たとえば、鳥のフンや汚れが外壁の塗膜表面にくっ付いたとしても、外壁の表面は親水性の高い親水性塗膜があるので、汚れと塗膜の間に雨水が入り込み、汚れを洗い流してくれます。
防藻性、防カビ性・・・建物の周辺の湿度が高い壁や太陽光があまり当たらない北側の壁は、藻やカビが繁殖しやすく変色してしまいます。フッ素塗料には、防藻性・防カビ性を持っているので建物の美観対策になります。
防水性・・・フッ素の中には、ゴムのような「弾性」という特性があります。弾性のあるフッ素塗料は、紫外線などを浴びて膨張と収縮を繰り返し変形する外壁に柔軟に対応して、クラック(ヒビ割れ)が生じても塗膜が伸びて割れを塞ぎ、外壁内部に入り込もうとする雨水などから守ってくれる作用があります。