寿命に関してはその混合させる有機化合物が何かによって決まります。たとえば、シリコン樹脂の場合はシリコン樹脂塗料と同様の耐用年数(10年~15年)、フッ素樹脂の場合はフッ素樹脂塗料の同様の耐用年数(15年~20年)です。
メリット
耐候性・・・「無機塗料」は、シリコンやフッ素塗料などよりも耐候性が高いので、長期間光沢を維持して外壁の保護を続けます。あるメーカーが、過酷な条件を再現し高負荷を塗膜にかけるという実験を行いました。フッ素樹脂塗料が光沢保持率20%未満という結果に対して、無機塗料が70%以上の光沢率を維持しているという結果を得られました。フッ素塗料だけでも十分な塗料なのに、それの上の耐候性をもつ塗料なので、より長持ちさせたい建物にはちょうどいいの塗料と言えます。
防汚性・・・無機塗料には、親水性という水と非常になじむ性質があります。汚れが表面についたとしても、雨が降ったときに汚れと壁の間に水が入り込んで流してしまいます。これは、無機塗料の性質ではなく、美観のために親水性の材料を混ぜているからです。
難燃性・・・無機塗料は、有機樹脂だけの塗料に比較して燃えづらい塗料です。「石」自体が燃えにくいことを思い浮かべて下さい。無機塗料は含んでいる無機の性能を生かし燃えにくい塗料です。
高価格・・・無機塗料は、耐候性や防汚性のために無機物が配合されています。そのため、価格が通常の塗料よりは高い傾向にあります。相場は商品によって一概に言えませんが、フッ素よりも高価です。
技術不足・・・一般的に、外壁塗装というのは資格をとらなくてもできます。また、許可を取らなくても一般住居用ならできます。つまり、「どこに塗装を依頼する」のかで仕上がりが違ってきます。これは、無機塗料だけに限らず、フッ素塗料などの塗料には全てに言えることで、塗装をする職人の技術力が低ければ、どんな高価な塗料であっても数年ではがれてしまいます。
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