「アクリル塗料」って何?
アクリル塗料は、以前に大変普及した塗料でアクリル樹脂を混ぜた塗料です。塗料の中では、ランクが低く「安価」ということで利用される機会が多くありました。しかし、その後、ほかの塗料が安くなってきたため、数年前からはあまり利用されない塗料となりました。というものの、いまだにアクリル塗料が無くなりません。なぜでしょう。使い方によっては、意外と使い勝手がいい塗料です。このあと、アクリル塗料のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット低価格・・・ナントいっても一番のメリットは低価格です。一般的に、現在、より利用されるシリコン塗料の約7割程度の費用で工事ができます。安い塗料なので、塗り替えを頻繁に検討される方におすすめです。低価格で塗装工事ができるのは、この塗料にしかない大きなメリットです。
色合い・・・アクリル塗料は発色が大変いい塗料です。ですので、鮮やかな色合いに仕上げることができます。くっきり、ハッキリとした色合いを求める場合におすすめです。
選択肢・・・アクリル塗料の歴史は大変長いです。ですので、ほかの塗料に比較して作られている量がたくさんあります。ですので、多くの種類から塗料を選ぶことができます。
取扱い・・・アクリル塗料は、希釈をしたり撹拌したりなどの手間が比較的かからない塗料です。また、この塗料は付着力が高いので短期間での塗り替えにはとても便利です。さらに、硬化不良を起こしにくいので素人でも取扱いやすい塗料と言えます。
デメリット
耐久性・・・アクリル塗料は、一般的に塗膜の寿命が短く5~7年とほかの塗料に比較して短く、早く劣化してしまう点があります。そのため、頻繁なメンテナンスが必要となり手間がかかります。また、塗膜が固いのでヒビが入りやすいです。
浸透性・・・アクリル塗料は、浸透性がいい塗料です。なので、室内の湿気を室外に逃がしやすいです。ただ、その反対に室外の湿気も室内に通してしまうことでもあります。ですので、湿気が多い環境の建物にはおすすめしません。
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