野菜をゆでるとき、少し酢を入れて下さい。野菜の色が、鮮やかになります。同じ料理を作っても、いつもより見た目が良くなります。また、防腐作用があります。代表的なものが「お寿司」です。ほかには「保存食」としてピクルスなどの酢漬けがあげられます。
煮魚を作る際は、酢を入れて煮ると煮崩れしにくくなる効果があります。これは、短い時間に込むことで魚のタンパク質を固めるためです。また、肉を柔らかくする効果があります。長い時間に込むことでたんぱく質やカルシウムを分解するためです。酢を使うことによって「あっさり」した味付けになり、いろんな食材を摂取することによりバランスが偏りにくくなります。
とはいっても、「時間がない。面倒だ!」。その気持ち、わかります。そうおっしゃる方のために、「フルーツビネガー」があります。果実の味がする酢です。水や炭酸水で割って飲むとおいしいです。偏った食事の改善にはなりませんが、疲労回復の一助にはなるでしょう。
今一度、この暑い夏を乗り切るためにも食生活の改善を考えてみてはいかがですか?