そういえば、以前、こんな話を聞いたことがある。
太陽光システム設置工事現場でのことである。現場は、山の斜面で火災が発生した。火災の規模そのものは決して大きくならなかった。
原因は、太陽光設置用の架台(骨組み)を組み立てている際に、脚部を溶接のため「電気溶接」を使用した。その際、溶接の火花が近くの草に飛びして引火したとのこと。このケースでは、作業周辺に燃えやすいものはないかの確認と、その十分な対策をしていなかったらしい。
この現場の火災は、大したことなく鎮火されました。また、死傷者もなかったという。大事に至らなかったことが「救い」といえる。どんなことでも、「十分な対策や準備」が大切である。
今年は「熱中症」で命を落とす方や体調を崩す方が急増とのこと。本来、私はエアコンが苦手である。しかし、命と引き換えに「ガマン」している。「電気代」を気にしてエアコンを入れない人もいるという。あなたは、「命と電気代」、どちらを選びますか。