太陽光発電システムや蓄電池を導入しませんか?
前回のコラム(
支払いたくないけど徴収される「再エネ賦課金
」に納得がいかない
)を書くことで触発されて、今回のコラムを
書くに至り
ました。
今更ですが、太陽光発電システムや蓄電池の設置を本気で考えてみませんか?
もしも現在の家が一戸建て住宅なら屋根の上に太陽光発電パネルを乗せて、自宅で電気を作りましょう。
【
導入
するメリット】
①.電気代を節約できます。
②.発電した電気が使い切れなかった場合、
a.蓄電池に充電しおいて、日照時間外に電気を使うことができます。
b.電力会社が買い取ってくれます。
③.災害などで停電になった場合、
a.日照時間帯であれば、発電している電気を使うことができます。
b.日照時間外であれば、蓄電池に充電した電気を使うことができます。
④.
ほんの少しですが、太陽光パネルの遮熱効果により、夏は涼しく、冬は暖かくなる。
(それに、自宅の屋根に太陽光発電パネルがあるなんて、チョッとカッコイイじゃないですか。)
⑤
.CO2削減等の自然環境に対して貢献できます。
ある大手家電メーカーが発表した
、
1カ月の使用電力が500kwhの家庭を想定した電力自給率の
シミュレーションです。
【
発電容量6kwの太陽光発電システムを導入した場合】
(※金額はザックリとした机上の計算値であって、実際とは異なるかもしれません。)
①.太陽考発電なしの場合、電力自給率は0%
⇒
買電は500kwh
:支払電気料金は約1万6千円
②.太陽考発電のみの場合、電力自給率は34%
⇒
買電は330kwh
:支払電気料金は約1万1千円
③.太陽光発電+蓄電池5.6kwhの場合、電力自給率は60%
⇒
買電は200kwh:支払電気料金は約7千円
④.太陽光発電+蓄電池11.2kwhの場合、電力自給率は86%
⇒
買電は70kwh
:支払電気料金は約3千5百
円
どうですか、年間で最大約15万円の差がつくことになります。それに蓄電池も容量が大きい方がいいですね。
上表からすると9kwhの蓄電池容量があれば、
24時間の停電があっても普通に日常生活を送ることができると言っても良いんじゃないでしょうか。
でも蓄電池って、まだまだ高いんですよ。特に9kwh以上の蓄電容量があるものは、メーカー希望価格が3百万円以上なんてザラなんです。(※あくまでも、
メーカー希望価格ですが・・・
)
しかも重量もハンパなくて2百㎏以上なんてのもあります。設置がたいへんですね。
良いことばかりではなく、デメリットもありますので正しく
理解して下さい
。
【導入
のデメリット】
1.設置費用が高額である。
長期に渡って使用できるものですから多少高くて当然じゃないでしょうか
市町村により金額などの
バラつきはありますが、自治体からの助成金が支給されます。
(多治見市は太陽光発電と蓄電池を併せて、上限16万円支給されます。
)
2.メンテナンスが必要になる。
a.常に雨風にさらされている太陽光パネルは、飛んできた枝やゴミなどで傷ついたりする傾向にあります。
メンテナンス不要と言われていますが、経済産業省は4年に1度のメンテナンスを推奨しています。
b.パワーコンディショナーも精密機器のため、15年を目安に交換する必要があります。
3.発電量が天候に左右される。(自然現象には逆らえません)
4.屋根にパネルの重さがかかる。
標準的な太陽光
パネルは1枚が約15㎏で20枚乗せると約300㎏ですが、これが屋根の1点に
集中する訳ではないので、特に神経質になる必要は
ありません。
5.パワーコンディショナーと蓄電池の設置場所が必要になる。
パワーコンディショナーについては、それほど大きいものではないので、屋外の壁でも設置可能です。
6.設置会社が倒産する可能性がある。(健全な会社へ作業を依頼して下さい)
7.詐欺・騙されるリスクがある。(訪問販売などの疑わしい相手の話には耳をかさないで下さい)
十分に注意して太陽光発電と蓄電池の導入を検討して頂きたいものです。
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