最近の屋根の傾向と気を付けるべきポイント
こんにちは、街の屋根屋さん東濃店です。
最近、新築のお宅で写真のような屋根をよく見かけると思いませんか?
正面から見ると真四角のような形の家で、屋根材はほとんど見えませんね。
少し前からいわゆるお家!という感じの三角屋根ではなく、こういった四角に見えるようなお家が人気です。
そして、四角にとどまらず色々な形がありますが、最近のお家では軒が短いことも特徴的です。
よりスタイリッシュに見せるため、ほぼ軒がない状態のお家を「軒ゼロ住宅」なんて呼んだりもします。
今回はこの「軒ゼロ住宅」の気を付けるべきポイントなどをご紹介いたします。
・軒が短い分建材が少なく済み、コスト削減になる
・建材が少なく済むため、屋根が軽くなり耐震に有利
・本来軒が出る分だけ、室内も広く取れる
おそらく軒ゼロ住宅を選ぶ方は外観の好みで選ばれているかと思いますが、軒ゼロ住宅にはこんなメリットがあるのです。
しかし、軒ゼロ住宅は軒があるお家に比べて約5倍の雨漏りリスクがあるんです…!
・外壁にダイレクトに雨が当たる
・雨樋に不具合が出た場合、即外壁に影響する
・下屋がある場合、屋根と外壁の取り合いに雨が直接当たり、雨水の侵入の可能性がある
・雨が伝うため外壁が汚れやすい
軒がないことで、雨宿りが出来ないように外壁などにも雨が直接当たってしまうんです。
そうすると、やはり外壁も劣化を早めてしまうし、メンテナンスがきちんとされていないと雨水が侵入してしまい雨漏りとなってしまいます。
取り合いというのは、屋根と外壁が接する部分のことを言うのですが、大変雨漏りしやすい箇所です。
そこも本来は軒が守ってくれるのですが、軒がないと大屋根から下屋へ外壁を伝って雨水が流れ、取り合いにも流れるので雨漏りのリスクが高くなります。
では、どこに気を付けてお家を守っていけば良いのか?
外壁、窓などのサッシ、雨樋のメンテナンスを怠らないことです!
外壁塗装は10年ごとにした方が良いと言われていますが、立地条件や環境でも変わりますので早めに点検を受けておくことをお勧めします。
点検を受けてもらうと、雨樋やサッシ周りも見てもらえるかと思います。
それから、四角いキューブ型のお家ではほとんどが外壁より低い位置で片流れ屋根になっていると思いますが、勾配のない陸屋根になっている場合はもっと雨漏りリスクが上がります。
外壁のメンテナンスに加え、屋上の防水工事も怠らないように気を付けて下さい。
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