こんにちは、街の屋根屋さん東濃店です。

雨漏りと聞くとまず屋根の不具合を考えませんか？
私たち業者もまずは屋根を見させていただいているのですが、屋根に原因がない場合も多々あるんです。

その中でも特に多いのがベランダやバルコニーが原因となっている場合です。

ベランダやバルコニーは屋根のような勾配がないので雨水が溜まりやすいです。
その時にメンテナンスがされていないとベランダから浸水していってしまいます。

しかし、ベランダやバルコニーからの雨漏りといっても床面だけが原因とは限らないのでご紹介いたします。

床

ベランダやバルコニー、建物の屋上などの床の防水工事についてご紹介いたします。

前述の通り雨水が溜まりやすい場所なので定期的なメンテナンスが必須になります。
メンテナンスとしては防水工事で、その中でもウレタン防水やFRP防水などがあります。

ウレタン防水は写真のようにウレタン樹脂を塗装する防水工事です。
比較的安価であり、柔軟性もあるので木造住宅や広い場所など建物の伸縮が大きいところに向いています。
耐用年数は１０年前後といったところです。

FRP防水は液状の不飽和ポリエステル樹脂を塗布し、ガラス繊維を敷設してさらにポリエステル樹脂を塗布する防水工事です。
硬化するとプラスチックのように硬くなり、耐久性、耐熱性、耐摩擦性に優れた塗膜になります。
そのため価格は少し上がりますが、その分耐用年数は１２～２０年程と長く持ちます。

工期を比べてもウレタン防水は３～１０日なのに対してFRP防水は１～２日程で完工します。

一般的な戸建てのベランダやバルコニーでしたら建物の伸縮もそれほど大きくないので、FRP防水が特におすすめです。

関連記事＞＞ウレタン防水のメリットやデメリット
　　　　＞＞FRP防水のメリットやデメリット

笠木・腰壁

笠木や腰壁という言葉を聞いたことはありますでしょうか？
ベランダなどの床から立ち上がっている壁が腰壁、腰壁や塀、階段の手すりなどの立ち上がっている壁の最上部に被せる仕上材のことを笠木と言います。

床面に次いで雨漏りの多い箇所です。
立ち上がり部分はやはり繋ぎ目などがあるため、メンテナンスを怠るとひび割れし、雨水が侵入してしまいます。
笠木も様々な材質のものがありますが、取付の際の釘やビスが緩んだりすることで雨水の侵入を許してしまい、雨漏りの原因になってしまうことがあります。

写真はウレタン防水の下地を塗布しているところです。
立ち上がりなどには柔軟性のあるウレタン防水が向いています。

関連記事＞＞意外と多い笠木からの雨漏り

排水口

排水口も雨漏りの原因となることがあります。
定期的に清掃をしないと詰まってしまうのですが、そうするとベランダに雨水が溜まってしまうのです。
そうすることで、普段入らないようなところに雨水が入ってしまい、内部に浸水し雨漏りとなってしまいます。

あっという間に梅雨がきます

春になり、気温が上がってだいぶ過ごしやすくなってきました。
しかし梅雨もすぐにやってきてしまうかと思います。
なので、今のうちに点検・修繕をしておきましょう。
雨が続くようになってからでは工事もできなくなってしまいます。
備えあれば患いなし！

街の屋根屋さん東濃店は無料で点検・見積りをしております。
お気軽にお問い合わせください。

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