瑞浪市にて、新築のお宅に太陽光パネルを設置してきました。

今回のお宅の屋根は、平板瓦屋根です。平板瓦は時代に合ったシンプルでモダンな風合いを出す瓦です。また陶器瓦ですので耐用年数は比較的長いです。

以前にもご紹介しましたが、瓦同士の密着率が高く防災性にも優れており、近年新築・改装の際に採用されるお宅が多いです。

さらにこちらは、屋根の端（ケラバと呼ばれる部分）に使用する瓦も、一体袖瓦仕様といって他の瓦と同じフラットなデザインで、屋根全体に統一性を持たせています。とてもスッキリしたシャープな屋根です。

今回は支持瓦工法です

支持瓦とは、屋根瓦と同じ形で屋根瓦よりも強度がある金属製の瓦です。屋根の一部をこの瓦に入れ替え、そこに架台を取り付けます。

支持瓦に変える部分の下に防水シートを敷き、その上に補強材を乗せてビスで固定します。

その上に支持瓦が来るように固定して、他の瓦も元に戻していきます。支持瓦には、さらにフレームを取り付けるための金具を装着します。

配線瓦も使用します

配線瓦と呼ばれる瓦も入ります。こちらは太陽光発電用のケーブルを屋根の上に露出せずに屋根裏へ直接隠ぺい配線するための専用瓦です。

配線が屋根の上や壁を這うことがなく、劣化も防ぐことができ、屋根の美観も保たれます。新築ならではの工夫です。

こちら配線を通した後は、しっかりとパテで穴埋めして防水処理を万全にします。

完了です

支持瓦を敷設したら、太陽光パネルを設置するためのフレームを装着していきます。

その後パネルを設置して工事完了です。全体的に統一感のある外観になっています。

以上、新築のお宅の太陽光パネルの設置のご紹介でした。


太陽光発電だけではなく、ご自宅の屋根について、お困りごとや気になることがありましたら、どのようなことでも是非お気軽にご相談ください。

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