今回のお宅の屋根は、金属立平葺き屋根と呼ばれるタイプです。
金属屋根は、耐用年数やメンテナンスの点からも近年最も注目されている屋根材と言えます。瓦に比べると軽量で施工に優れているという利点があります。
また軒に対して垂直に葺かれている屋根が縦葺き、平行に葺かれている屋根が横葺きと呼ばれますが、立平葺きとは縦葺きのことで、そのメリットは、緩勾配であっても屋根材の方向に沿って雨水がスムーズに流れることです。
≫立平葺きで雨漏りや地震に強い屋根へ!縦葺きのメリットとは
こちら設置前の屋根の写真ですが、すでにアングル型と呼ばれる雪止めが設置されていました。
屋根の雪止めの種類にはいろいろありますが、アングル型は長い面積で落雪を防げるので、雪が滑る金属屋根や、雪が積もりやすい勾配の緩い屋根によく取り付けられるタイプの雪止めです。
このような雪止めにも注目して屋根を見ると、面白いですね。
≫落雪防止の雪止め設置は後からも可能!4つの雪止めタイプをご紹介
豊富な発電量が期待できる南向きの面に、パネルを設置していきます。施工方法は、掴み金具工法で敷設していきます。
パネルを載せる架台に、ハゼと呼ばれる凸部分を掴む金具を使用し、屋根材にビスを打つ必要がない工法です。屋根に穴を開けずに施工することで、屋根からのもしもの雨漏りも未然に防ぐことが出来ます。
今回は設置する屋根の面積を考慮して、サイズ違いの合計12枚のパネルを設置しました。
パネルの配線はPFD管にまとめて降ろし、先行工事をしている室内へと通します。
外を這う配管も外壁の色に合わせて、シックな配色になるような配慮もされています。
以上、新築のお宅の太陽光パネルの設置工事の様子を、ご紹介しました。
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