
2025.02.27
皆さん、こんにちは!街の屋根やさん東濃店です。先日、立平葺き屋根の施工風景をご紹介しましたお宅が、太陽光発電の導入もされることになり、太陽光パネルの設置もしてきました。前回までのブログ記事は↓をご参照ください。≫お家にとって大切な屋根の施工!瑞浪市にて新築のお家の立平葺…

皆さん、こんにちは!街の屋根やさん東濃店です。
瑞浪市にて、事務所の変形した外壁の改修工事をしてきました。
こちらが現場の事務所の外壁になります。
窯業系サイディングと呼ばれる外壁材に、目視でもわかるほどの浮きや歪みが見られます。「中空」と呼ばれるサイディングの空洞が膨張を起こし、外壁が歪んでいます。
窯業系サイディングとは、セメントを主原料とした外壁材です。製造工程で窯の中で高熱処理をされることから「窯業系」と呼ばれています。
外壁材のシェアは、窯業系サイディングが圧倒的に多く、耐火性や耐震性に優れていると言われています。加工性が高く、木目調やタイル調、レンガ調など、さまざまなデザインやカラーバリエーションもあります。比較的単価が低く初期費用の面でも導入しやすいという利点があります。
さらに中空構造(ボードの中間に空洞がある)により、より軽量化を図る製品も開発されました。
その反面、素材自体に防水性がないため、塗膜が劣化すると湿気が入り込み、壁の変形や建物への雨漏りなどにつながってしまう点は注意が必要となります。
今回は変形が見られた外壁部分を新しい外壁材に張り替えていきました。
古い防水シートの上に、新しい防水シートをはり合わせていきます。その上から新しいボードを張り替えていきます。既存のものはすでにモデルチェンジされているので、できるだけ同じ様な仕様のボードを選んで施工することになりました。
大工さんの手元から上に向けて、縦に細長いシルバーの金属が取付けてありますが、これは外壁サイディングの目地(継ぎ目)部分に入れる金具で、ハットジョイナーと言います。 ハットジョイナーは目地幅を一定に保つ定規のような役割も担っていますが、形状から万が一シーリング材が切れても雨水の侵入を止める効果もあります。
笠木を外して壁の先端まで張り変えたら、新しく笠木を設置して、外壁の補修は終了しました。
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窯業系サイディングの劣化の症状は、反りから始まり→浮き→ひび(クラック)→割れと進行していきます。それぞれ発見した段階での補修の方法は異なりますが、一度変形したボード自体は、元に戻ることはありません。よって外壁塗装や特に痛みやすい目地のシーリングの打ち替えなどのメンテナンスにも心を配ることも大切になります。
外壁サイディングのご相談も、お気軽にお問い合わせください。
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