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屋根工事コラム
まずはここから！多治見市で命を守るお家の災害対策３項目

こんにちは！
街の屋根やさん東濃店です！
近年、日本では毎年のように大雨や台風による甚大な被害が発生しています。特に梅雨から秋にかけては、豪雨や強風、河川氾濫、土砂災害などのリスクが高まり、私たちの住まいや命を脅かします。
先日も、九州地方への台風の上陸や同じく九州地方、そして能登半島に何度も線状降水帯が発生し多くの被害をもたらしました。
被害を受けられた皆様には心からお見舞い申し上げます。

災害は突然やってくるとよく言いますが、「うちは大丈夫」と思っていても、想定外の雨量や風速が一晩で状況を一変させることもあります。比較的大きな災害の少ない多治見市も人ごとではありません。大切なのは、災害が起きる“前”に備えておくことです。

そこで今回は、「まずはここから！」という視点で、命を守るために押さえておきたいお家の災害対策３項目をご紹介します。これらは特別な工事や大きな費用をかけずに始められる内容ばかりです。ぜひ今日から実践してみてください。

1. 屋根・雨どい・ベランダの点検と掃除

大雨や台風の被害で多いのが「雨漏り」と「排水不良」による浸水です。これらは、日常的なメンテナンス不足で被害が拡大してしまうケースが少なくありません。

屋根の点検

瓦やスレートがズレたり割れていると、そこから雨水が侵入します。特に台風時は、風で飛ばされた瓦が二次被害を引き起こすことも。高所作業は危険なので、専門業者に依頼するのがおすすめです。年に１回は点検を行いましょう。

街の屋根やさん東濃店では、通常の屋根点検はもちろん、足場を必要とせず屋根に登ることなく屋根の様子が確認可能なドローンによる点検も行っております。実際の屋根点検の様子はこちらからご覧になれます。

雨どいの掃除

落ち葉や土砂で雨どいが詰まると、排水ができず溢れた水が外壁や基礎を傷めます。これが雨漏りやカビの原因になります。脚立で届く範囲での清掃は自分でもできますが、高所部分は業者に任せると安心です。

これからの台風シーズン、雨樋の確認はお家のトラブル対策の第一歩です。街の屋根やさん東濃店では雨樋だけの点検、修繕にも喜んで対応いたします。雨樋の修繕の様子はこちらからご覧になれます。

ベランダやバルコニーの排水口確認

ベランダは屋外リビングのように見えますが、構造的には“屋根の上”です。排水口が詰まると水が溜まり、ドア下や壁の隙間から室内に浸水する恐れがあります。排水口のゴミや泥を取り除き、台風前には必ず水の流れを確認しておきましょう。

ベランダやバルコニーからの雨漏りをはじめとするトラブルは意外と多いものです。特に排水口の詰まりは雨樋の破損などにも繋がります。見逃しがちな場所だけに気を配りたいものです。
バルコニーのトラブル対応の様子はこちらからご覧になれます。

2. 飛散物防止と家の補強

台風被害の大きな原因のひとつは、強風で飛ばされた物が窓や壁を破壊することです。ガラスが割れると雨風が室内に吹き込み、家の中の安全が一気に失われます。

【対策としては】
◉窓ガラスの保護

飛散防止フィルムを貼る
養生テープで補強（※一時的な対策）
雨戸やシャッターを閉める
※養生テープは手軽ですが、剥がした後の糊残りが問題になることもあるため、事前に試すかフィルム施工が望ましいです。

◉屋外の物を固定・室内へ移動

植木鉢やガーデン家具
自転車や物干し竿
ゴミ箱や工具類
※これらは強風で簡単に持ち上げられ、凶器となります。台風接近のニュースが出たら、前日までに移動や固定を済ませておきましょう。

◉屋根や外壁の補強

古い家では、釘や金具が緩んでいることがあります。軽微な補修でも耐風性は上がるので、専門家による診断を受けると安心です。

屋根の修繕にも様々な工法があります。街の屋根やさん東濃店では、長年の経験により傷んだ屋根の状態に合った無駄のない修繕方法を提案いたします。こちらは古くなったアスファルトシングルの屋根を、最新のガルバリウム鋼板でカバーした際の様子です。

3. 停電・断水への備えと避難計画

災害時はライフラインが途絶えることもあります。特に台風後の停電は数日続くこともあり、照明・冷蔵庫・携帯の充電など生活に直結します。

【対策としては】
◉停電対策

懐中電灯やランタンを家族分用意
乾電池やモバイルバッテリーを常に満充電
ポータブル電源があれば冷蔵庫やスマホ充電も可能
※キャンドルは火災の危険があるため、使う場合は十分注意してください。

◉断水対策

２リットルペットボトルの水を家族分３日以上確保
風呂に水を溜めてトイレや雑用水に利用
簡易トイレや凝固剤を準備
※特に赤ちゃんや高齢者がいる家庭では、オムツや粉ミルクなども多めに用意しておきましょう。

◉避難計画

ハザードマップで自宅周辺の危険箇所を確認
避難所までのルートを複数把握
避難バッグを玄関近くに置く
※避難のタイミングは「まだ大丈夫」ではなく「少しでも危険を感じたら」です。夜間や大雨の中での避難は危険なので、明るいうちの行動が望ましいです。

お住まいの行政の防災サイトを普段からチェックしておくのも、いざという時に役立ちます。多治見市の防災サイトはこちらをご確認ください。

まとめ

命を守るための災害対策は、特別な人だけのものではありません。
「屋根や排水の点検」「飛散物防止」「停電・断水への備え」という３つは、直接的には自然の大きさには無意味かもしれません、しかしこうした今できる対策を普段から意識する事で、災害対策への意識が高まり「命を守る」へ繋がっていく事でしょう。これらはどの家庭でも始められ、効果の大きい基本対策です。これらを習慣として台風や大雨のシーズンを迎えれば、被害の可能性を大きく減らすことができます。

備えは“やりすぎ”くらいがちょうどいいもの。今日からできることを一つずつ実践し、家族の命と暮らしを守っていきましょう。

街の屋根やさん東濃店では、屋根はもちろんのこと、外壁やお庭、ガレージ、納戸などお家をトータールでメンテナンスいたします。
雨漏り調査や、その他お家に関するご相談などは無料です。まずはお気軽にご相談ください。