
2025.06.25
皆さん、こんにちは!街の屋根やさん東濃店です。 恵那市の店舗の玄関の庇屋根の改修工事をしました。写真のとおり入口の上部に破損が見られ、庇部分の老朽化も進んでいます。 建物のファサード部分の改装を兼ねて、以前より間口が広がったことにより、より大きい庇屋根を取り付けるこ…

皆さん、こんにちは! 街の屋根やさん東濃店です。
多治見市にて、破損した外壁の水切りの補修に行ってきました。
外壁の水切りとは、基礎と外壁の間をぐるりと囲んでいるしきりの部位のことで、『土台水切り』とも呼ばれます。素材はスチール製・ステンレス製・アルミ製・銅製、または最近ではガルバリウム鋼板製の板金が設置されることも多いです。
その役割は、
・外壁を伝う雨を遮り、基礎部分が濡れるのを防ぐ
・床下から室内に雨が浸入するのを防ぐ
ことにあります。
万が一、水切りがなく基礎の土台に雨が当たると、吸収した水は抜けにくく、建材の腐食やシロアリの発生を許してしまう恐れもあります。そうなりますと建物自体の弱体化を引き起こす原因にもなります。
以前にもご紹介したことがありますが、「住宅品質確保法」(平成12年(2000年)施行の住宅の品質確保の促進等に関する法律)では、このような「雨水の侵入を防止する部分」については、新築住宅に関する10年間の瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん:土地や建物などの売買物件に不具合や欠陥が見つかった場合、売主がその責任を負うこと)を義務付けています。よって、このような外壁の水切りも、単なるデザインだけでなく、建物を保護するための重要な構成要素の一つと言えます。
水切りの破損や劣化は、やがて建物自体に広がるリスクを引き起こすことを、是非覚えておいてください。
外部からの衝突で、コーナー部分がつぶれています。お客様のご意向を確認の上、破損個所の一部補修をさせていただくことになりました。
今回は範囲がある程度広いので、つぶれている板金を一部切除して、新しい板金を被せて補修します。
幸い同色の部材でカバーできました。以上で補修は完了しました。
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土台水切りのメンテナンスは、主にサビや劣化の防止、美観維持のために行われます。
鉄製の場合はサビに注意し塗装によるメンテナンスが有効ですが、アルミやステンレス製の場合は性質上、破損や劣化に注意が必要で塗装よりも交換が推奨されます。
つい外壁だけに目が行きがちですが、水切りは大切な役割を果たしている部分ですので、外壁と一緒に定期的な点検と清掃も心がけてください。
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