2026.03.01
皆さん、こんにちは! 街の屋根やさん東濃店です。恵那市の施設にて、先月より行っている施設のガス管の樋への交換工事ですが、今回は別の個所のガス管を視察してきました。 この配管は「ガス管」と呼ばれる鋼管(こうかん)ですが、実際にはガスを流すためのものではなく、排水用として設置されてい…

お客様からは「竪樋の継手のところから雨水が漏れている」とのご相談をいただきました。工場は屋根面積が大きく、雨天時の排水量も増えるため、わずかな不具合でも漏水が目立ちやすい傾向があります。現地調査を進めると、軒樋を支える金具にサビや歪みが見られ、このまま放置すると樋の勾配が崩れてオーバーフローや変形、最悪の場合は落下につながる恐れがある状態でした。そこで街の屋根やさんとしては、応急処置のような部分補修ではなく、安心して使い続けられる雨樋全体の交換をご提案しています。
【目次】
1. 恵那市で工場の雨樋交換工事を実施
2. 波型スレート屋根とは?
3. 雨漏れにつながる竪樋の亀裂を確認
4. 軒樋金具のサビと歪みについて
5. 古い軒樋の撤去作業
6. 新しい支持金具への交換
7. 伸縮継手を使用した竪樋交換
8. 高強度タイプの軒樋で耐久性向上
9. 恵那市で工場の雨樋工事ならお任せください





竪樋(たてどい)の継手部分に亀裂が生じ、雨天時には雨水が外壁を伝う状態になっていました。工場では排水が一部でも外れると、足元のぬかるみや通路の滑りにつながり、作業動線に影響が出やすくなります。竪樋は、屋根に降った雨水を地面へ流すための排水管の役割があり、破損すると外壁汚れや雨漏りの原因になることがあります。
継手とは、雨樋同士をつなぐ接続部分のことで、熱による伸縮の負荷が集中しやすい箇所です。
調査の結果、軒樋を支える金具にはサビの進行と歪みが確認できました。長年の雨水負荷に加え、夏場と冬場の温度差による伸縮が繰り返されたことで、固定部に負担が集中したことが原因と考えられます。この状態を放置すると、軒樋の勾配が崩れ、排水不良や樋の脱落につながる可能性があります。
まずは既存の軒樋をすべて取り外していきます。長年使用されていた雨樋には、歪みやたわみだけでなく、内部に汚れや劣化が蓄積していることも多く、そのまま新しい部材を取り付けてしまうと排水不良や固定不良につながる恐れがあります。そのため今回は、古い軒樋と金具を一度しっかり撤去し、下地の状態も確認しながら作業を進めました。
撤去作業では、インパクトドライバー(ネジを締め外しする電動工具)を使用し、既存のビスを丁寧に取り外していきます。無理に外してしまうと外壁を傷つけてしまう可能性があるため、一つひとつ状態を確認しながら慎重に作業を行いました。
古い雨樋をきちんと撤去しておくことで、新しい軒樋を真っ直ぐに取り付けやすくなり、雨水がスムーズに流れる状態へ整えることができます。見えにくい下地部分まで丁寧に確認することが、長持ちする雨樋工事につながりますよ。
今回の工事では、工場全体の雨樋を対象とした交換工事ということもあり、現場の状況に合わせて最適な施工内容をご提案しました。
雨樋工事は、建物の規模や足場の有無、使用する部材によって費用が変わるため、現地調査のうえで適正な工事内容とお見積りをご提示しています。
今回は竪樋の継手部分だけでなく支持金具の劣化も見られたため、部分補修ではなく全体交換をご選択いただきました。
部分的な補修も可能ですが、劣化が進んだ状態では別の箇所で不具合が再発する可能性があります。
そのため今回は、再修理のリスクを抑え、長期的に安定して使用できるよう全体交換をご提案しました。
結果として、短期的な修理費用ではなく、将来的な補修コストを抑える施工につながっています。

軒樋を取り外してみると、雨樋を支えている支持金具にサビや変形が見られました。支持金具は、軒樋をしっかり固定し、雨水がスムーズに流れる状態を保つための重要な部材です。金具が劣化したままでは、雨樋が傾いたり歪んだりして、雨水があふれる原因になることがあります。
今回は、傷んでいた支持金具をすべて新しいものへ交換し、軒樋をしっかり固定できる状態へ整えていきました。また、排水勾配(雨水が流れるための角度)も細かく調整しながら施工することで、雨水が一箇所に溜まりにくいよう仕上げています。
支持金具は普段あまり目立たない部分ですが、雨樋を長持ちさせるためにはとても大切な部材です。こうした下地部分まで丁寧に補修しておくことで、今後の雨樋トラブル予防にもつながりますよ。
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続いて、劣化していた竪樋の交換を行いました。竪樋に使用されている塩ビ管(塩化ビニル製の配管)は、夏場の高温や冬場の寒暖差によって伸び縮みしやすい特徴があります。そのため、長年使用していると継手部分に負荷が集中し、亀裂や割れが発生することがあります。
今回は、こうした熱による伸縮や、建物のわずかな動きを吸収できる「伸縮継手」を使用しました。伸縮継手を取り入れることで、継手部分への負担を軽減し、雨樋が割れにくい状態へ整えることができます。また、新しい固定金具へ交換しながら、竪樋の取付位置や固定間隔も調整し、見た目と耐久性の両方に配慮して施工を進めました。
▼伸縮継手
雨樋の伸び縮みを吸収するための専用部材です。気温変化による割れや変形を防ぎ、雨樋を長持ちさせる役割があります。特に工場や大型建物のように長い雨樋では、熱伸縮対策として重要な部材ですよ。
《主な特性》
・温度変化による伸縮を吸収できる
・振動や衝撃を緩和できる
・配管の変形や破損を防ぐ
・配管のズレを吸収できる
・設備の耐久性向上につながる
一方で、
・定期点検や交換が必要
・使用条件によって耐久性が変わる
・大きなズレや動きには対応できない
といった特徴があります。
交換後は、軒樋・竪樋ともに新しい雨樋へ生まれ変わり、見た目もスッキリとした仕上がりになりました。今回使用した雨樋は、硬質塩化ビニル樹脂にスチール芯を組み合わせた高強度タイプで、一般的な塩ビ製雨樋に比べて、たわみや変形に強い特徴があります。工場のように雨樋の距離が長くなりやすい建物でも、安定した状態を保ちやすいのがメリットです。
また、新しく交換した支持金具もしっかり固定されており、以前見られた軒樋の歪みも改善されました。排水勾配(雨水が流れる角度)も調整しているため、雨水がスムーズに流れやすく、排水不良の予防にもつながります。
見た目を綺麗に整えるだけでなく、雨水をしっかり排水できる状態へ改善することで、今後の雨漏りや外壁汚れのリスク軽減にもつながる施工となりました。
▼スチール芯入り雨樋
雨樋の内部に金属補強材を入れた高強度タイプの雨樋です。強度が高く、長い雨樋でもたわみや変形が起こりにくいため、工場や倉庫など大型建物にもよく使用されています。
《主な特性》
・高強度でたわみにくい
・鋼管より軽く施工しやすい
・塩ビで覆われているため、錆びや腐食に強い
・温度変化による変形が比較的小さい
一方で
・一般塩ビ管より高価
・切断や加工に注意が必要
・鋼材部分の防錆対策が必要な場合がある
といった特徴があります。
Q1. 雨樋の亀裂は部分補修でも直せますか?
A. 劣化状況によっては部分補修も可能ですが、金具や他の部材も傷んでいる場合は全体交換の方が長持ちするケースがあります。
Q2. 工場の雨樋交換には足場が必要ですか?
A. 建物の高さや作業範囲によって異なります。安全に施工するため、必要に応じて足場を設置します。
Q3. 雨樋の寿命はどれくらいですか?
A. 一般的には20年前後が目安ですが、紫外線や積雪、熱伸縮の影響で早く劣化することもあります。
Q4. 雨樋の歪みを放置するとどうなりますか?
A. 雨水が正常に流れなくなり、外壁汚れや雨漏れ、金具の落下につながる恐れがあります。
Q5. スチール芯入り軒樋のメリットは?
A. 通常の塩ビ製より強度が高く、長い軒樋でもたわみにくいため、工場や大型建物にも適しています。
Q6. 点検や見積りは無料ですか?
A. はい、現地調査・点検・お見積りは無料で対応しております。まずはお気軽にご相談ください。
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