2024.09.12
皆さん、こんにちは! 街の屋根やさん東濃店です。恵那市にて、住宅の破損した外壁の補修を行いました。 こちらが破損した外壁です。何かにぶつけられたような痕跡です。外壁に加えて、外壁と基礎の間にある水切りの部分も凹みがあります。 施工していきます 外壁の一部を外して、新しいものに張り…
皆さん、こんにちは! 街の屋根やさん東濃店です。
岐阜市の設計事務所さんがショールーム新設に向けて、太陽光発電システムを導入されました。
こちらの会社さんは、新設ショールームのコンセプトの一つとして、快適な生活空間と外観の個性にエネルギーの自給自足をプラスした新たなスタイルを提案されています。
施工方法は、掴み金具工法で敷設していきます。ハゼと呼ばれ縦に走る凸部分(金属板2枚を折加工して繋いだ部分)に専用の取り付け金具を設置して、太陽光パネルを設置していきます。
パネルを乗せる位置を決めてから、端から掴み金具を取り付けていきます。
こちらの工法ですと、屋根材にビスを打つ必要がありません。屋根に穴を開けずに施工できるので、屋根からのもしもの雨漏りも未然に防ぐことが出来ます。
またこの工法はラックを載せずパネルを直接掴むので、その分全体の重量も減らすことができ、また工期の時短にも貢献しています。
パネル同士は中間金具でしっかりと押さえつけています。最後に配線はPFD管にまとめて、屋根の下へと降ろします。
屋外型のパワーコンディショナーです。太陽光パネルで発電した電力を、家庭で使用できる電力に変換しています。このパワーコンディショナーを通って、配線が室内の分電盤に繋がっています。
蓄電池も室内に設置されています。パワコンも蓄電池も今回は2台設置しています。
V2Hとは「Vehicle to Home」を意味し、EV(電気自動車)・PHEV(プラグインハイブリッド車)と住宅をつないで電気のやりとりをできるようにするシステムのことです。V2H機器そのものに電気を貯める蓄電機能はありませんが、EV・PHEVと住宅をつなぐことで、EV・PHEVの大容量バッテリーから住宅へ電気を送ることを可能にし、EV・PHEVを蓄電池として活用することができるようになります。
例えば、車を使用しない夜間にもEV・PHEVから自宅へ電気を供給することによって、電力会社から購入する電気の量を抑え、電気代を節約することも可能になります。また災害時の停電の際にも、昼間は太陽光発電で作られた電気で、夜間はEV・PHEVから給電された電気で、ほぼ普段と同じ生活を送ることが可能といわれています。
車に直接充電できるV2Hポッドもコンパクトで、専用のポールもスリムで場所を取りません。
太陽光発電やV2Hの導入における最大のハードルは機器の購入や設置工事にかかる費用です。しかし、これらはカーボンニュートラルに貢献できるシステムであることから、一定の条件の下、国や自治体からそれぞれ補助金が交付されています。
今後ますます導入されやすくなることを期待したいですね。
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