HOME
現場ブログ
瑞浪市にて集合住宅の破損した外壁材の張替工事　綺麗な外観を維持し安心の暮らしを

皆さん、こんにちは！　街の屋根やさん東濃店です。

瑞浪市の集合住宅で、破損してしまった外壁材を新しく張り替える工事を行いました。
外壁が破損する主な原因としては、「経年劣化」「強風や飛来物による衝撃」「換気口まわりなどの取り合い部分の劣化」がワースト3として挙げられます。特に集合住宅では、多くの居住者が利用するため、建物の不具合は生活の安心にも直結します。また、破損部分を放置すると雨水の侵入やカビ、内部腐食につながる可能性が高まります。外観だけでなく、防犯面でも“修繕のタイミングを逃さないこと”がとても大切です。

施工前の外壁の状態

向かって左側の一面の外壁材を張り替える計画で、まずは既存の状況を確認します。2階部分には通気口があり、そのままでは作業ができないため安全に足場を設置してから施工を始めます。集合住宅の場合、周囲への落下物防止の養生も重要で、住民の方の通行に配慮しながら準備を進めます。この時点で、外壁材の反りや色あせ、つなぎ目の劣化など、細かな状態も確認していきます。

外壁に取り付けられていた換気口

既存の換気口は外壁材としっかりと接着されていたため、外すのに思いのほか、時間と手間を要しました。こうした換気口は、外壁材と必要以上に密着していると、外す際に周囲を大きく傷つけてしまうため慎重な作業が求められます。外壁材を剥がした後の下地部分には、防水シートやテープを使って、取り合い部分から雨水が内部に入らないよう丁寧に防水処理を施します。下地の防水処理は外壁の寿命を大きく左右するため、とても重要な工程です。

外部損傷があった箇所の下地補修

外壁の破損部分の裏側では、下地の一部にほころびが残っていました。幸いその下のボードの部分には破損は見られませんでしたが、こうした細かな損傷も見逃さず、防水テープを用いてしっかり補修します。防水テープは、破損した部分から雨水が入り込むのを防ぎ、内部の木材を長く保護する役割があります。下地がきちんと整っていることで、新しく張る外壁材が安定し、施工後の耐久性も向上します。こうした一手間が、長く安心して住める建物づくりにつながります。

新しい外壁材の張替完了

新しい外壁材を張り替え、工事は無事完了しました。隣り合う外壁とも色味や模様の違和感がなく、全体として自然な仕上がりになっています。外壁が新しくなることで、見た目の印象が大きく変わり、集合住宅の美観向上にもつながりました。また、防水性能も適切に復旧されたため、雨天の季節にも安心して過ごしていただけます。工事後には最終チェックを行い、細部の仕上がりまで丁寧に確認しました。

ひび割れ・反り・色あせは「外壁からのSOS」です

外壁の修繕は、破損が小さいうちに気づくことが長持ちのポイントです。気になるひび割れや反り、色あせがあれば早めの点検をおすすめします。

ひび割れ：外壁材にできる小さなひびでも、そこから雨水が入り込む可能性があります。内部の木材が湿気で弱ったり、カビや腐食の原因になる“最初の入口”になるため要注意です。
反り：外壁材が反ってくるのは、紫外線や雨風の影響で素材が変形しているサインです。反りが進むと外壁が浮き上がり、防水性能が低下して雨水が浸入しやすくなります。
色あせ：色が薄くなってきたら、表面の塗膜（外壁を守るコーティング）が弱ってきた証拠です。塗膜が劣化すると、雨水や紫外線を直接受けるようになり、ひびや反りの発生を早めます。
≫【コラム】外壁の表面に白い粉・・・出ていませんか？【チョーキング現象とは？】

これらの症状を放置すると、
▶雨漏り
▶内部の木材の腐食
▶シロアリ被害
▶外壁材の脱落
など、より大きなトラブルにつながる可能性があります。

つまり、ひび割れ・反り・色あせは「そろそろ外壁のメンテナンスをしてくださいね」という建物からのサインです。早めに気付いて対処すれば、工事範囲も費用も最小限で済むことが多いですよ。
街の屋根やさん東濃店では、経験豊富な職人が、丁寧に的確に施工させていただきます。気になる部分があれば、いつでもご相談ください！

≫ここまでやります無料点検
≫多治見市にて屋根工事、外壁工事、そして高騰する電気代対策を安心お得に提案いたします！
≫恵那市にて住宅の破損した外壁の補修を行いました